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川越観光の今「越えて行こう、川越」 [旅行]

 コロナ禍と共存をめざす川越観光を覗いてみようと、日曜午後川越に出掛けた。
 まず、2社ある観光用の巡回バスの本数と、コースが縮小されていた。特に平日は少ない。観光スポットを回るバス路線を東武バスとイーグルバスで住み分けがされていた。
 観光のメインが、蔵造りの街散策か、喜多院方面の歴史散策かで、以前はバスルートを選べたが、現在は自由度はほぼ半分だ。
 自分としては、半日で回れるお勧めコースの知識くらいは持っていたいと思う。初めて川越行った時、喜多院へ寄らず、地元の方に、蔵の街だけ歩いたと言うと、それでは川越を観たとは言えないと叱られた。蔵づくりの街並は明治以降に耐火建築として発達した商家。
 喜多院の東照宮でシルバー人材センターのガイドさんの男性に出会った。本来は有料のガイドさんだが、市の方でお支払いし、現在観喜多院では無料でお話を聞ける。集客に色々工夫されているようだ。
 川越大師喜多院が正式名称で、1200年の歴史がある天台宗の寺院。元々は広大な敷地で、喜多院は北院、中院、今は無い南院とあったそうだ。第27代住職天海大僧正が関ケ原の戦い後、家康の帰依を受け、幕府の宗教行政に関わり、秀忠、家光と三代の将軍に仕えた。1638年川越大火の後家光はすぐに再建を助け、江戸城の一部を移築したということ。
 川越城を建てたのは太田道灌。本丸御殿は、家光の時代以降使われず、取り壊されたが、1846年二の丸の火災を機に1848年16棟(3400㎡)の本丸御殿が新築された。現存する本丸御殿は、高知城と川越城だけらしい。明治以降大部分が取り壊され、ほんの一部だけが残っている。それでもたいしたものだ。
 蔵づくりの街まで来ると、若い人が賑やかに歩いており、人力車も営業していて、天候に恵まれ以前の活気が戻っていた。次回は蔵の街を中心に歩いてみよう。
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