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ドイツ大使館夏祭り [その他]

 ドイツ大使主催の日独協会の「夏祭り」が大使公邸で催された。昨年着任された大使が女性であり、どんな感じかと思い応募してみた。応募方法は結構面倒で、先ず申込書を申請し、フォーマットに従って必要事項をすべてドイツ語と日本語で記入し、3日以内に返信するという、私には敷居の高い、記念受験だった。
 招待者は大使館の基準に基づき選考される。今年はコロナ禍の中での開催ということで、招待者は例年の半数の50名になった。
 招待の連絡は、開催前一週間前位に届き、行ってみると、ガーデンパーティーだった。大使が入場され、皆と一通り挨拶が済むと、マイクの前で通訳付で、大使のご挨拶があり、ドイツと日本の友好の絆をさらに強めて欲しいということを強調された。
 参加人数は、スタッフ含めての50人、庭にドイツのビアガルテンにあるような長テーブルとベンチを並べ、3人ずつ離れて座り、大使館で作られたドイツ風お弁当が供された。
 大使はマスクはされず、さすがドイツ、皆さんもどうぞご自由にして下さいと言われても、参加者皆ウェルカムドリンクを手にし、少し戸惑ってしまった。
 大使は各テーブルを回り、座って皆と話された。ドイツとの関係について聞かれるのだが、皆さん全国の日独協会から来ており、若い方は、交換留学経験者など、ドイツで生活されていたり、ビジネスをされていたり、残りは私のようなドイツへの情熱を持つ人のようだった。
 日独の架け橋になって欲しいと強く期待されているのだと認識した、楽しい体験だった。
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6F4F0631-0BA1-4FE3-8798-81E91E2AB67E.jpeg  テーブルでの大使はとてもフレンドリーで、後ろで通訳の方も、ニコニコしながら黙って話を聞いたり、他のドイツ人と話したりされていた。
 コロナ禍で、大使はまだあまり日本国内を回っていないが、各地の日独協会で歓迎を受けていると。さいたまの日独協会にも呼ばれているとのことで、川越が歴史の町ですという話をしたが、ご存知なく、もう一人の埼玉県人と、Coedoビールの宣伝をした。初めBraumeisterをRegensburgから招いたというと、サッポロでもドイツから来たと聞いたと。サッポロビールと地ビールの違いまで話さなかったが、川越が江戸と川で繋がっていたことは、話した。
 私がワーグナー好きだと、テーブルの会員さんからボールを投げられた。大使は表情を変えて、日本で初めて出会った!と言われた。多分日本にヴァグナーファンがたくさん居るとは聞いていらしたのだろう。ワーグナー協会の評議員になって下さっていることに、一応お礼を言った。
 こういう機会に、いったい、どの程度話して良いのかがよく分からない。大使は、我々が提出した応募シートの内容を多分ご存知ないので、きっと年配の男性だったら、準備してきた原稿を逐一述べるだろう。ドイツ人は、人の話をまで最後まで聞いてくれるので、私にとっては、ドイツで初対面の方と話す時と同じくらい、リラックスした雰囲気だと感じた。失礼もあったかと思うが、一般人への寛大なご対応に感謝し、お目に掛かれて光栄だと感じた。
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