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Online Sprachcafé 日独協会 [ドイツ語]

 コロナ禍でリモート開催となったSprachCafé に初めて参加してみた。Webページから申し込むと、ZOOMの招待状が届く。オンライン宴会以外で使うのは初めてだ。
 今回の参加者は7名から9名くらい。初めは全員の顔が見えたが、途中から資料が映し出され、以後4人分の映像が下部に現れるようになり、それによって資料の下部は見えなくなるのだが、主催者が見えなくなっては困るので、取り敢えずその画面で続行した。予定では1時間半だったが、実際には19時から21時まで続いた。
 参加者は学生さん、社会人、私を含め年寄りが少し、普段、昼間開催されるSprach Café は、演説好きの年配男性の牙城だが、今回自分には初めての先生(研修生)だったこともあり、出席者に公平に発言を割り振ってくれて、新鮮で良い雰囲気だった。
 テーマはBaden(温泉)、これまでは研修生の専門分野のテーマについての発表と討論が殆どで、自分には話したいことは何も無かった。しかしリモートでは個々に指名されるので、話さざるを得ない。
 自分が感じたリモートの良さは、自分をさらけだす必要がないこと。画面の中に見えているだけの自分がしゃべれば良いということ。対面して話すほど周囲が気にならず、話しやすい。短所としては、緊張しない分、自分としては頭を使わないことは問題だ。普通、話すなら文法をある程度考えながら言葉を選んで話すが、リモートでは、日常の感覚で、反射的会話となり、注意深く話すという緊張感が無くなる。
 対面の会話とはその場の雰囲気や直感があってこそ成立するもの。初対面のリモート会話は、ZOOMミーティングの名のとおり、純粋な意見交換が適する場なのだろうと感じた。 
 離れて話すのは、以前使っていたスカイプ以来だが、ZOOMは便利だ。分かりやすいテーマだったらまた参加したいと思う。そして、近い将来、海外の学校にZOOM参加する日常が来るかもしれないと、老後の新たな可能性を感じた。
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