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ミュージカル オペラ座の怪人&ウェストサイドストーリー [アメリカ]

 オペラ座の怪人を上演しているMajestic Theatreの客席はオペラハウスのような内装になっており、さりげなくパリのガルニエを連想させる。
 初めのシャンデリアが落ちてくるところや、劇中劇の舞台転換など、アップテンポで飽きさせない。舞台のセットも踊りもなかなか綺麗だ。オペラ歌手役の男女と、代役に抜擢されるヒロインの女の子の発声の違いが面白かった。ミュージカル特有の喉を閉めたような声は、米英語の発音・発声に近いものなのだろう。
 狭いオーケストラピットには弦楽器とエレクトリックなバンドが入っており、幕が下りてからも、映画のようにお客さんを送り出す演奏がしばらく続く。生演奏と録音を上手く組み合わせている音楽も迫力があって良かった。指揮者は女性だった。
 ウェストサイドストーリーの方は観客の熱に個人差があった。隣りの女性は笑っているのか泣いているのか、彼氏に寄り添いずっと鼻をすすっていた。前の座席の年配ドイツ人夫妻は一幕で帰っていった。一度は観てみたいとどこの国の人も思う作品なのだろう。私も本場で観ることが出来て満足した。
 以前はセリフは全て英語のみだったが、近年スペイン語もおりまぜて演じ分け、リアル感を出すようになったそうだ。脚を高く上げるしなやかなダンスもとても素晴らしい。こちらも指揮者は女性だった。(G) 
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