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ウィーンフィル-ムーティ・ブルックナー2番 [コンサート]

 新聞の批評のように、確かに明るく躍動感のある、ブルックナー2番だった。ちょうど今のウィーンのこの季節のように、照ったり、降ったり、雷が鳴ったかと思うと、急に空が明るくなって、一筋の光が差し込んでくる、そんな春の情景を感じる演奏だった。重厚ではないが、別に悪くないと思う。
 ウィーンフィルを振る指揮者は、なぜか皆冷静で、のめり込んで振っていたのはティーレマンくらいだ。
↓今日の視界
ムーティ今日の視界DSC03684.jpg
視界2DSC03680.jpg
 写真は舞台袖に置いてあるCb、真中の椅子で、開演前にバルトロメイが練習していた。とにかく舞台に目一杯お客さんを入れるので大変だ。
 観光客は平気でオケの中まで入り、ホルンのおじさんの隣に座って記念撮影するし、演奏中、静かなときにフラッシュを何度もたいてムーティーの写真をとり、大音量になると耳をふさいで下を向いているおじさんもいた。
 Podium一列目いた現地のおばさんらしい二人組が目を光らせて、音をたてたり、話したりする人に睨みをとばしていたが、ほとんど効果はなかった。
 出演者と同じ舞台奥の出入り口を使うので、Cbを蹴飛ばしそうになったり、楽器を持ってる奏者の道をふさいだり、はらはらする光景が何度もあった。(G)
舞台袖のCbDSC03681.jpg
木の譜面台に、松脂の入った木のケースを各人が取り付ける
Cb譜面台DSC03683.jpg
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