荒井絵梨 澤田和音 デュオリサイタル [コンサート]
ヴァイオリンとピアノのプライヴェートな演奏会だった。場所は錦糸町のトリフォニーの小ホール、荒井さんは緊張していたのか、前半古典もの2曲は、良く弾けてはいるが精彩を欠いていた。
後半、ピアノ独奏に触発されたのか、ロマン派的なものが性に合っているのか、最後2曲は格段に良くなった。チャイコフスキーは譜めくりの都合からか、弾き直すという場面があったが、最後のラヴェルは素晴らしく、暗譜で弾いた。一晩の演奏会で、顔つきも弾き方もまるで、別人のように変貌し、う~ん、やはり演奏家はすごいものだとうならされた。
ドレスの大きな花飾りが、胸元、腰、どこに付けても、邪魔になっていたようで、とても気になった。(G)
ベートーベン/スプリングソナタ
ストラヴィンスキー/イタリア組曲
ショパン/バラード第4番
チャイコフスキー/なつかしい土地の思い出
ラヴェル/ツィガーヌ
2008-01-10 10:05
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0