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神風バンコク日記 [タイ]

 11月28日水曜の夕方の便でバンコクへ行き、日曜夜の便で帰国、月曜朝成田から直接出勤した。2日半有休を取ったので、思ったとおり仕事が溜まり、大分時間が経ってしまったが、感想を少し・・
 暑いだろうと、無理して夏のスーツを着て行ったが、意外とさっぱりして過ごしやすい天気だった。特に朝晩は多少寒く感じるくらいだ。午後になると30度を超えるので、観光は午前中の方が良いらしい。
 29日はツアーに入りバスで観光。早速の大渋滞に驚く。朝のラッシュ時は、幹線道路が一方通行になったりするそうだ。車も多いが間をすり抜けるバイクも更に多い。これでは現地の人以外怖くて運転できない。車検が無いそうで、かなり古い車も走っており、排気ガスがひどい。

 ワットアルン、ワットポー、王宮と回る。日本には無い色使いと、華やかさで、明るい太陽とマッチしていて本当に素晴らしい。ただ昼近くになった王宮は大変な人出で、各国語が飛び交ってすし詰め状態だ。ガイドは、一生懸命説明してくれるのだが、日本語が半分くらい分からない。
 やはり王様はお金持ちなのだろう、金箔の量が半端でない。日本人の感覚では金メッキかと思ってしまうようなところも、全て、金箔を張り詰めてある。ワットポーの寝ている巨大なお釈迦様も、王宮の仏舎利塔も黄金に輝いている。

 王宮本堂のエメラルドの仏様はさらに、季節にあった金の衣をまとっており、国王がみずから、季節ごとに三体の仏像を交換するそうだ。



 ツアーが解散して昼食後、チャイナタウンへ。ものすごいバイタリティに圧倒される。横浜などおとなしいもので、何でも食ってやろうという迫力だ。

 夜はタイスキの晩飯。直後BTSプロンポン駅近くで、象に遭遇。
 翌日、落ち着いて見られなかった王宮へ行くために、BTSと船を乗り継ぐ。船は全く地元の足として使われていて、通勤客がどんどん降りてくる。
 王宮前には8時に着いてしまったが、開門は8時半である。仕方なく門の周辺で待つが、中国や韓国の団体客がどんどん集まってくる。1組100人規模が何組も、黄色やグレーの揃いのベストや服を着ているので、非常に目立つ。開門と同時にトイレが満員だ。前日は欧米人と日本人が多かったようだが、時間で分けているのだろうか。
 その後徒歩で国立博物館へ。王室の方の見学があったようで、結構な警戒だったが、外は気持ちのよい天気だ。王宮と打って変わって空いている。ドイツ人とフランス人のグループあり。(1組10人程度)
 カオサン通りへ徒歩で向かう。途中大通りを渡るのが命がけである。信号も横断歩道も無いところ、地元の人にくっ付いて行く。カオサン通りは、欧米人の多い竹下通りのような感じだ。インドカレーを食う。
 ここから中心部へ戻るにはタクシーしかない。またも大渋滞だ。時間制限の無い我々観光客は寝てれば良いが、仕事の人は大変だ。夜はヴァルキューレへ、終演後12時を回った時間から、現地駐在先輩と2時まで居酒屋へ、日本と全く変わらず。
 土曜午前は、MRT(地下鉄)でウィークエンドマーケットへ。しかし何故BTSとMRTのチケットが共通になっていないのか?MRTは、券売機でお札が使えるだけましだが・・。ついでに言えば、BTSとMRTの乗り換え駅の名前が違うのも、日本人からすると腑に落ちない。
 マーケットは例によって喧騒の渦、広すぎて何が何やら分からない。早々に退散するが、入れ違いに人がどんどん押し寄せてくる。
 午後は現地友人とタイ飯。うまい!。友人は生後4ヶ月の子連れだが、赤んぼはどこへ行っても大人気である。タイの人はただ笑いかけるとかあやすだけでなく、触ったり抱き上げたりする。レストランの従業員が、抱いて別の客に見せたりもする。(もちろん親の承諾を得て)日本と違い驚きだ。
 午後はゆっくりタイマッサージを受けてから、夜ドイツ料理店で数人で宴会。この店(Bei Otto)は、日本には無いような本格ドイツ料理店だ。この日は時期はずれのOctober Festをやっていて、ビールはHB限定、メニューも数種類だった。テラスではバイエルンバンドも入り、ドイツ人が大盛り上がり。

↓帽子の後姿がご主人Otto氏、3ヶ月の赤んぼがこの店に来たぞ!とおおはしゃぎ

 翌日、遅くまで寝てタクシーでマーケット見物。花市場、衣料市場、泥棒市場と回り、どこも活気に満ちている。昼はチャイナタウンでフカヒレ、生まれて初めて食った。 
 食後Jim Thompson本店へ。殆ど日本人御用達という感じ。私ごときに良さは分からない。夜はソンブーンで中華料理、名物プーパッポンカリーが素晴らしくうまい。中華といっても、トムヤンクンなどメニューにありこれもうまい。小泉首相も訪れた有名店だそうで、満員だ。
 有名なパッポン通りをちょっとぶらついて、いよいよ荷物もまとめて帰国だ。
 最後になって帰りのタクシーが怖かった。こちらの運転は概して乱暴だが、急な加速と車線変更、パッシングしたり駐車灯付けっぱなし走行で回りの車をを威嚇。市内から空港まで30分、241バーツで行ったが、生きた心地がしなかった。映画「TAXi」ばりの無謀運転だ。運転手本人はケロッとして荷物を下ろしてくれたが。
 今回旅行は短期間で、当初はのんびり何もしない予定だったが、結局日本人にありがちで、観光に走った。でもアジアの活力を目の当たりにできて、有意義だった。とにかく食べ物が美味しく、更に太った。(B)


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