SSブログ

フランス映画を見て・・「勝手にしやがれ」 [映像・放送]

 ベルリン映画祭に居合わせたことで、映画にも少し興味が湧き、この頃ケーブルテレビで古い映画を見てしまうことがある。しかもこれまで、全く良さがわからなかった、日本映画やフランス映画を。
 今日はゴダールの「勝手にしやがれ」。ジャン・ポール・ベルモントがあまりに若く驚いた。相手役の女性がショートヘアで、アメリカ人ジャーナリスト役。仏語と英語を使い分け、魅力的だった。また、せりふが、普通の会話スタイルで、パリの風景も懐かしく、50年近く前の作品なのに、私にはとても新鮮だった。ドイツものに比べ、フランスものは感情を素直に言葉に表しているので、分かりやすいことに気づいた。
 この題名、原題は「息切れして」とか「へたばって」とかいうニュアンスで、虚しくfinとなる類の映画だった。この前早朝見た映画は問題ある子どもの寄宿舎のようなところで、合唱指導し、乱暴なこどもたちが、更正する現代の映画だったが、これも虚しいfinという手法で、全部見ていたわけではないが、途中盛り上がって、最後虚しいのは、私はまだ馴染めない。ずっと空虚な方が親近感が持てる。(G)


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

じゅうさん

PSO & FPOのじゅうさんです。

「勝手にしやがれ」は、アメリカ映画「ブレスレス」としてリメイクされています。リチャード・ギアが主役なのですがこれがイケていない。というか、リチャード・ギアは不条理なアンニュイな世界を描くにはちょっと甘すぎ。
オリジナルに比べると駄作として忘れられた映画になっちゃってます。
by じゅうさん (2007-03-31 08:39) 

Ginger

じゅうさん様、コメントどうもありがとうございます。映画のことが全く分からないので、今後も色々教えてください。黒澤やビートたけしの映画がわからず、ドイツで恥をかいたこともあります。
by Ginger (2007-04-01 15:27) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0