全く春の陽気となり、新宿駅からぶらぶら歩いた。コートを着ている人は少なかった。
1幕オランダ人とダーラントの重唱は、オケが気を使い、今いち押さえている感じで物足りなかったが、休憩後、2幕でゼンタ役アニヤ・カンペが出てきて舞台は一変した。「ゼンタのバラード」も素晴らしかったが、その後終幕まで全く弛緩せず、乗り切った。
とにかく余裕を持った歌唱で、彼女のソロの部分は指揮者もテンポをゆったり取ることができる。演技力もあり、今後が楽しみ。
演出はごく普通、というか特に何も無し。大詰めでオランダ人、ゼンタ、エリックが、イタリアオペラ的に棒立ちで歌うのは、何か工夫が必要なのでは?(B)
2007-03-04 22:35
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