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ベルリナーアンサンブル-Mutter Courage und ihre Kinder [演劇]

 23日金曜日、またベルリナーアンサンブルを見に行った。20日に行ったら演目がキャンセルになっていて焦ったが、念願、本物のブレヒト・Mutter Courage・・を見ることができた。寸前に思いついて、もう一枚チケットを買っておいてラッキーした。
 舞台は丸く周囲に電光が入っている。建物の上の赤い電光と同じTシャツもあるが、これがベルリナーアンサンブルのトレードマークだ。これを見ると確かに、Spurenの舞台を造ってしまって、それを取り壊すのは難儀な技だと納得した。
 プログラムにはせりふが載っていて、カット個所も明記されている。舞台左の二階に、ピアニストと指揮者がいて、よく見えなかったが、右手舞台奥には管楽器やドラムなどが居るのではないかと思われる。
 東京・新国立劇場で見た大竹しのぶが演じた劇は良くできていた。殆ど同じで違和感は全く無かった。配役は東京でアルトゥール・ルイ・・のとき来ていた人の顔を覚えていたので、SpurenでもMutter Courageでも馴染みの俳優という感じだった。
 20日Spurenの日はMutter Courageを見に来た人が殆どだったので、Carmen-Maja Antoni(母役)が出たときに拍手をしたり、途中でチャチャを入れたりする変な観客が一人いた。でも臨機応変に舞台が進むところがまたすごい。初めはこれも演出かと思ったくらいだ。
 このチャチャが舞台を壊さなかったのは、演出上で一人の観客役を舞台の下の置いていたためだと思う。おそらく、台詞が入りにくかったりしたのではないかという気がする。(G)


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