ドイツでの友達

　ガブリエラと土曜３時にSchönhauseralleで待ち合わせ、散歩がてら学校近くコルヴィッツプラッツのマルクトへ行った。小さいけれど、賑わっていて地元の人が買い物に来ている。雰囲気がとても良い。彼女も常連で、フレッシュジュースをペットボトルに入れてもらっていた。
　アラブのサンドイッチで小さなハンバーグのようなものがある。今まで敬遠していたが、今日マルクトで初めて食べた。カリッと揚げてあって美味しかった。彼女が寒がるのですぐにカフェに入った。
　その後、シュタットミッテまで行って、フリードリッヒシュトラーセのギャルリーラファイエットに入った。一時仕事で毎日この地下でお昼を食べていたとのこと、詳しくあれこれ教えてくれた。クレープが美味しいそうだ。アイリッシュリキュール入りのチョコを買ってくれた。
　彼女の勤めてい薬品会社がバイエルに合併され、バイエルの社員になり、今ケルンで勤務している。ロンドン出張もあるとのこと、週末だけベルリンに戻っている。ケルンのカーニヴァルの写真を見せてくれた。あちらは相当暖かいらしい。
　ガブリエラとは２年前学校で同じクラスだった。彼女はアルゼンチン人、タンゴのセミプロ歌手でバンドも組んでいる。音楽が接点で親しくなり、２週間一緒に楽しく過ごした。バーでの演奏が夜中なので、今回も聴けなかった。
　一部屋空ているから今度は自分のところへ泊まれと言ってくれた。いつも寸前に連絡するので、もっと前もって言ってくれれば、仕事の調整もつくからとのこと。その通りだ。学校でも次はもっと良い住まいを探してあげると言われた。いずれにしても嬉しい話だ。（G）