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エッセンの「red dot design museum」 [美術・博物館]

 年末のドイツ旅行で、エッセンのツォルフェライン炭坑を行ったことは書いた。世界遺産だが、破綻した夕張の「石炭の歴史村」高級版みたいなものだった。
 ここで興味を引いたのは、同じ敷地内にある「red dot design museum」だ。雨の中外を歩き回ったので、茶を飲むため立ち寄ったのだが、工場の内装をそのまま生かして博物館にしてある、いかにもドイツらしいものだった。(車のシャシーが吊るしてあったり、梁上が展示スペースになって冷蔵庫が置いてあったりする)
 展示内容は現代の産業デザインで、ミュンヘンのピナコテーク・デア・モデルネと似ている。文房具や本の装丁から、車、家具、医療器具まで最新のデザインの製品が並べてある。AV・情報家電の分野では、日本よりサムスン、LGなど韓国企業の出展品が断然多く、最近の勢いを感じる。(品質でなく、あくまでデザインの観点から選ばれているとは思うが)
 カレンダーコーナーに、読広の「もったいない」カレンダーが展示されていた。この会社のカレンダーは、毎年社内コンペで選ばれるというユニークなもので、とてもセンスが良く、私の会社でも設計部門では毎年取り合いになっていると聞く。今年のものはミシン目に沿って穴を空けるというもので、出来栄えにいつもながら感心していたが、昨年話題になった「もったいない」編は、ここで何か賞を取ったらしい。同じ日本人として、ちょっと嬉しかった。(B)
http://www.red-dot.de/


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