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フランス語の数の世界 [フランス語]

 フランスの数の数え方が複雑なことは、よく知られている。某都知事の問題発言は記憶に新しい。変拍子のような、小節線をまたぐ言葉のリズム、美しい発音の世界で夢見ているうちに、第一の壁にぶち当たった。簡単に言えば、71=60+11、81=4×20+1、91=4×20+11という複雑さだ。数を数として扱うのは小学校の算数だけで、普通は生活に使うものだ。不思議なことに、6桁の数字を読めたとしても、実際に紙幣やコインを使って金額を認知するときに混乱する。発音の語尾変化もあり、数の聞き取り練習は必須だ。全部聞き取れないと、とんでもないことになる。
 フランス語で対面の買い物は当分チェック不能だ。金額を尋ねたくない。まあ、実際買い物をするときは、3桁までだろうから、99までを完璧に使いこなすことを目標にしよう。その点独語は2桁区切りだから楽だ。初めは1の位から言うことに抵抗を感じたものだったが、100で必ず、hundertと言うので、聞き間違えることはない。仏語はcentしかもtは発音しないので、惑わされてしまう。言葉は文化、致し方なしだ。(G)


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