ルツェルン音楽祭-アバド・ ブルックナー7番 (NHK・教育) [映像・放送]
昨年夏のルツェルン音楽祭での録画。ブレンデルのベート-ヴェンの後、ブルックナーは、オケ人数が非常に多い。チェロが8プルトもいる。1プルトはバルトロメイやグートマンというベテランだが、後ろの方は若手もいて、結構鳴らしていて気持ちが良い。他のパートも名手揃いで、ワグチューも簡単な楽器に聴こえるほどだ。
ただ、普通に聴くブルックナーと違い、テンポも早くあっさりしている。1楽章や4楽章の終結部など、あっけないものだ。(だからか、ブーも出ていたように聴こえた。)その分各声部がはっきり聞き取れる。
別プロでマーラー7番もやったようだが、このオケならむしろマーラーが合っているか?(マーラーユーゲント管が母体だから当然だけど)
いずれにせよ、今年の来日公演が楽しみだ。(チケット買ってないが) (B)
珍しく、家で旦那と同じものを聴いた。私にとってはエネルギーに満ちた、新鮮なブルックナーだった。清清しく、音自体明るく、希望にあふれた、前向きな、ねちっこくなく、陰鬱でなく、暗いやるせなを感じさせない演奏だった。つまり私の中のブルックナーと全く逆の印象だったのだ。アバドの表情もとてもすてきだった。こんな演奏を生で聴いてみたい。(G)
私もこのルツェルン音楽祭の模様は、BS2の放送を録画しました。マーラー7番も一緒に放送していたので、両方とも録画しました。
本当に良く鳴っているオケです。
>今年の来日公演が楽しみだ。
来日するんですよね、マーラー6番やるようですね。聴きたいのですが、余りのチケットの高さに手がでません・・・。
by Lavio (2006-05-23 23:09)