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Berliner DomでJedermann [演劇]

 ドイツ語学校授業初日、クラスは8人だった。スウェーデン人が3人、ノルウェー人、イタリア人、スペイン人、アルゼンチン人、日本人が各一人ずつ。週3日は若い男の先生、2日は女の先生で、実践と文法と平行してやってくれる。
 一ヶ月一人で旅してきたせいか、あまり緊張せずに話せて、ほっとした。去年同じ時期に、ここで六週間勉強した後、日本へ戻ってからは、復習もせず、新しいクラスへも進まず、お茶を濁していたが、その間に何かが体に浸透していったのか、あらかじめ考えておかなくても、前より反射的に、自然に言葉が出るようになったみたいだ。

 夜はBerliner Domで HofmannsthalのJedermann(演劇)を見た。これぞ初体験だ。(eine neue Erfahrung!)これは有名で、冬になると公演があるそうだ。演劇も見てみたいと、家主に言ったら、勧めてくれた。
 午後とりあえず、ドームに行ってみた。10/20~30まで毎日、土日祭日は午後三時からも上演される。開演は夜8時、2時間の劇で、ほとんど満席だった。
 音楽はパイプオルガンと、木管+ホルンのアンサンブル、Vnも一人、劇中でバッハの音楽を多少アレンジして演奏する。
 舞台は正面の祭壇で、席の間を走ったりもする。声はマイクで拾ってスピーカーで流しており、ドームのエコーもかかって、私には、はっきりとは聞き取れない。後ろの一番安い席だったせいもあるのだろうが、ドイツ人なら当然わかるのだろう。
 東京で見たベルリナーアンサンブルのように早口ではなく、普通に話している。人物のキャラクターが明確なので、見ていて面白かった。

 ミサをやり、観光客からは入場料を稼ぎ、夜は演劇や音楽会もやってしまうこのドーム、何と言ったよいか・・・、スゴイもんだ。(G)


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