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本場のベートーベン [コンサート]

 26日はリンデンのサロメの最終公演で、チケットは一般販売されていない。日本からのメールで断られ、10月はじめ窓口で断られ、 初めて「Suche Karte !」をやる覚悟で、紙に書いて行った。
 でも雰囲気があまりに、社交界風で、ドレスにタキシード、美男美女ばかり、前の道ではデモをやっていて、警察や、私服警官らしい人も入り口に立っている。 Pressの受付もあり、カメラを持った人もきて、ちょっとこれは、無理っぽいと、紙を出さず、そそくさと 逃げてきた。
 さて、これで帰るわけにはいかないと、コミシュに向かった。 マダムバタフライが7時から始まっており、休憩時間まで、間があるので、 コンツェルトハウスも、一応のぞきに行った。
 サロメのことしか頭になく、他の劇場のことはインプットされていなかった。 窓口で尋ねたら、今日はエロイカだというので、こっちに決めた。8時10分前だし、ぢょうどよい。
 チケットを見たらBonnのオケで、ベートーベンの本場ではないか! 中はほぼ満席だった。最近軽やかなベートーベンばかり聴いていたので、 何だか、高校生の頃を思い出すような、重厚な演奏が懐かしく感じられた。
 三階の横の端の一番安い席だったが、とくに、見る必要はないので、ホールの響きを堪能した。ピアノも良かった。アンコールに多分、ブラームスと言ったと思うがとてもロマンチックな演奏を聴かせてくれた。ベルリンのセカンドベストはたいしたものだ。(G)

Klassische Philharmonie Bonn
Heribert Beissel Dirigent
Sebastian Knauer Klavier

Ludwig van Beethoven Ouvertüre zum Ballett "Die Geschöpfe des Prometheus" C-Dur op. 43
Ludwig van Beethoven Konzert für Klavier und Orchester Nr. 3 c-Moll op. 37
Ludwig van Beethoven Sinfonie Nr. 3 Es-Dur op. 55 ("Eroica")


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