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ライプツィヒ歌劇場 ジークフリート(Wagner22) [オペラ(海外)]

 11日目にして、初めて舞台に没入した。Volle の歌も演技も最高で、役になり切っている自然な動きに目を見張る。ストーリーの裏側や、伏線になる動きを演技に潜ませ、充実した舞台を見せてくれた。満足した。
 以前見たとおり、ジークフリートの金槌は演技のみで、ピットで音は鳴らす。1箇所だけ、音だけ鳴ってしまったが、他は良く合っていた。グールドも綺麗な声で、演技も良く、日本人が新国立劇場で育てだ大事なワーグナー歌手だ。この男声二人が本当に素晴らしかったので、やっとライプツィヒで心底満足できた。
 演奏は二幕が良かった。シルマーは、どの作品も、一幕はゆっくり始める指揮者の感じがする。個人的には少し遅い印象だ。でも二幕でとても生き生きとした、流れを聴かせてくれる。三幕は私の理想とは違うが、歌手の見せ場としては、ゆったり、余裕がある方が好ましい面もある。総合的にとてもよかった。
Erda:Marina Prudenskaya
Brünnhilde:Daniela Köhler
Stimme des Waldvogels:Daniela Fally
Siegfried:Stephen Gould
Mime:Dan Karlström
Der Wanderer:Michael Volle
Alberich:Tuomas Pursio
Fafner:Randall Jakobsh

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