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第255回演奏会新交響楽団―ワーグナー&ブルックナー [コンサート]

 チケットはかなり前に手配していたが、本番二日前の夕刻、飯守先生ご病気のため指揮を高関先生が引き継がれた。練習は前日と当日ステリハだけ。飯守先生はすでに5回、練習にいらして下さっていたらしい。5回とはかなり多いと感じる。
 高関先生はブルックナーの専門家なので、引き受けて頂だけて、幸運だったと思う。楽譜は高関先生の採用されている版とは違ったそうだが、聴衆としても、引き継いで下さった方が高関さんであったことが嬉しい。
 リエンツィは、コロナ禍で流れた自分のオケの本番で弾くはずだった曲。さすが新響は上手で、気分良く聴けた。
 オケは、管楽器は補強されていたが、弦はヴァーグナーとブルックナーにしては少ない印象。率直な感想としては、前半は飯守さんのヴァーグナーだと感じた。特にタンホイザーの歌いまわしが、まるで、飯守先生が指揮されているようで、後ろ姿が目に浮かんだ。序曲だけなのに、合唱が無くて盛り上がりが足りないと感じてしまうのは、やはりヴァーグナーが枯渇している症状なのだろう。
 ブルックナー3番は、随分昔に弾いたことがあるが、アマチュアではなかなか人に聴いてもらうようになるまでには時間が掛かる作品だと思う。
 コロナが終息したような気分で、休憩時間あちこちで会話に花が咲いていた。
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