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大文字山、銀閣寺~南禅寺、琵琶湖疏水 2021夏 [旅行]

 四条河原町のホテルを朝5時半に出て、タクシーで銀閣寺まで行き、大文字山に登った。火床まで山の中を40分位上るのだが、早々と既に下山する人ともすれちがった。杖をついて登るお年寄りも結構いて驚く。杖二本使っている人もいる。大文字焼きの火床まで登ると、とても景色がよい。枝を杖にした仙人のようなお年寄りもいて、日常的に登っているらしい仲間の、京ことばが聞こえた。奈良の二月堂の階段にもいたが、走って登山するアスリートはかなりいる。
 銀閣寺は8:30開門と同時に入ったが、庭に回ると、庭の手入れをしている方が、何人もあちらこちらで静かに働いていた。朝6時前に着いたとき、すでに門前での準備が始まっており、もう少し早く開門してくれたらいいなと思いもしたが、実際中に入り毎日の庭の手入れを想像すると、お客に綺麗に見せるための苦労は測り知れないと頭が下がる。
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 琵琶疎水に沿った哲学の道は、静かで美しい。歩いていると、つい立ち寄りたくなる神社仏閣があり、その中で永観堂禅林寺にはその建物の広さに驚いた。山の斜面に建っているようで、階段や渡り廊下が長く、綺麗に整備され、とにかく暑さを忘れるほど、風が涼しい。一ヶ月くらい前だったか、京都市が財政難だと言う話を聞き、地下鉄建設の失敗談に加え、広大な敷地をもつ神社仏閣は固定資産税を支払う必要がなく、拝観料はすべて現金支払いなので、京都の財政は苦しい。コロナ禍の整備なのかそれ以前からなのか、どこもトイレがとても綺麗で、非接触の蛇口ばかりだ。
 南禅寺は初めて訪ね、三門に登り、水路閣を見ることができた。近くに琵琶湖疏水記念館があり、関東人には馴染みの薄い、琵琶湖から京都市内に水をひく、明治の大事業の歴史を知り、京都人と言い争うとき「琵琶湖の水止めるで~」というジョークがあるという、その意味が腑に落ちた。蹴上インクラインは、船を台車に乗せ、線路で陸地と水運を結ぶ設備。今は線路上を歩くことができ、春は桜が美しいそうだ。
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大豊神社
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永観堂禅林寺
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南禅寺
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蹴上インクライン
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