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2020晩秋の東北(黒湯温泉) [旅行]

 休暇村を過ぎると、山道が急勾配になり、一番山奥の黒湯温泉駐車場に着いた。黒湯温泉は、この週末で冬季閉鎖に入る。荷物を持って滑る雪道を下ると宿がある。
 乳頭温泉郷の巡回バスは、雪のため、孫六温泉までは行かないことになったと、途中の温泉で聞いたので、明るいうちに行ってみようと、チェックイン後すぐ向った。孫六温泉は、黒湯温泉からだと、徒歩で更に川べりまで5分程度山を下り橋を渡るとあり、ひなびた湯治場、温泉を囲い屋根を付けた小屋という感じだった。
 黒湯温泉が凄いのは宿のすぐ回りに源泉地があることだ。孫六温泉からの帰り、遠くに見えた、巨大な露天風呂だと思ったのは源泉だった。泉質は単純硫黄水素泉、酸性硫黄泉。男女別露天風呂付き風呂は源泉の近くに建っており、雨模様なので、長靴をはいて行くような場所だ。硫黄がかなり強烈なので、内風呂の窓もドアも全開だ。他に反対の山の上に、名物混浴露天風呂もある。そして屋内から直接行かれる宿泊客専用内風呂がある。
 生憎の天候だったが、天気がよければ、さぞ星が綺麗だろうと思う。夕方露天風呂から一時見た青空が印象的だった。この夜はとても冷え込み、外へ出る気になれなかった。外湯から帰った暑がりの連れ合いが、この温度差は危険だと言う。翌朝は降ったり止んだりの空もようで、最後のチャンスと思い、またもや連れ合いが入り口で見張りに立ち、一分ほどだったが、古い混浴露天風呂からの景色を堪能した。ここは建物内に扉は無く、内風呂も混浴で、小さな更衣室のみ別だが、のれん一枚くぐると、男女の界が無い。名高い露天風呂を一分間でも独占できたことは幸運だった。
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源泉(露天風呂ではありません)
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