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ウィーン国立歌劇場ー影の無い女 2. [オペラ(海外)]

 今回の2回目の公演は、バルコンHalbmitte2列目、音は前回より数段生々しく聞こえるが、今度は視界が遮られて舞台は全部は見えない。R・シュトラウスの大音量が聞けて、おなか一杯の感じだ。よくこういう音楽を作ったものだと、感心する。
 この日はAbo公演なので、来られない人のチケットを劇場前で売る人も結構おり、チケットを持たずに来た友人も首尾よく良い席を入手できた。ウィーンフィルでもそうだったが、Abo公演のほうが、寸前に手に入る可能性が大きいようだ。
 この日の席だと、声も近くに聞こえ、三人の女声の特徴も、男声の声色も、自分が何度も聞いて知っている声として、聞き分けられるので、心地良い。気のせいか、ニュルントは、30日の方が声量があったように思う。欲を言えば、バラクと妻とのやりとりの演技がはっきり見て取れる席だと良いと思う。
 指揮者は挨拶の時しか見えないが、よそ行き顔でニコニコしている。
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