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リッカルド・ムーティ ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団 [コンサート]

 昨日と同じ会場のPhilharmonie de Parisだが、金曜日夜とあって、周囲は昨日と一変し、活気があり、夜のマルクトも開催されていた。以前は、金網の囲いはなかったのかもしれないと思いつつ、広いスペースを歩いてみた。場所はパリのコンセルバトワールの隣接地。駅は地下鉄5番のPorte de Pantin。
 ムーティと手兵のユースオケによるイタオペの前奏曲、間奏曲集で、歌ものは無い。カヴァレリアルスティカーナの間奏曲以外は、私には馴染みのある曲では無かったが、きっと有名なのだろう。曲数が多い割に早く終わったが、さすがにムーティ、手馴れたもので、今日は値段高めの正面の席だったこともあり、間近でイタリア音楽を十分に楽しめた。昨日座った舞台裏の屋根の上にはパイプオルガンのパイプらしきものが立っていた。
 イタリア音楽は、4月に日本のアマオケで実質初めて演奏したが、音が梯子を駆け上がるような軽やかさと、淀みない歌心、躊躇なくやって来る柔らかで強烈なff、これは、熟練が必要だとつくづく感じた。我々には、真似できそうもない。
 帰り、パリ在住の日本人おばさまに話し掛けられた。ワーグナーがあるとパリに来ると言うと、ヴェルディが好きでワーグナーは嫌いとのこと。世界中、お気に入り歌手の追っかけをされているそうで、色々写真を見せてくれた。ミヒャエル・フォレだけは、共通した歌手で、また会いたいわねと言い残し、慌ただしく地下鉄を降りて行かれた。
Alfredo Catalani:Contemplazione
Pietro Mascagni:Cavalleria rusticana / Intermezzo
Ruggero Leoncavallo:Pagliacci
Giacomo Puccini:Manon Lescaut / Intermezzo
Giuseppe Martucci:Nocturne op. 70 n°1
Umberto Giordano:Fedora / Intermezzo
休憩
Giuseppe Verdi:Les Vêpres siciliennes, acte III, Les Saisons
           Les Vêpres siciliennes / Ouverture
パイプ
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舞台下ベニヤ板
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廊下
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コンセルバトワール
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ホール前にヤギさん
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