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バイエルン国立歌劇場ー烙印を押された人々 [オペラ(海外)]

 フランツ・シュレーカーは日本で殆どやらないが、ドイツでは再評価されている作曲家、私は以前ベルリンで唯一「はるかなる響き」を聴いただけだ。
 今回代表作の「烙印を押された人々」を聴けると期待して来たが、うっとりする響きに出逢えたものの、心に留まらず、通り過ぎて行ってしまった。演出はともかく、音楽づくりの方向なのか、長い作品なのに、音楽の起伏が少ない印象で、体の中まで訴えてくる感じが薄かった。
 始まりがチェロだったこともあり、暫くぶりのシュレーカーの響きにぐっときたが、聞いた後、心に残ったものは何かと思うと、Vnの美しいソロ、ソプラノの美声と、ネズミの被り物、豊満な女性の肉体。再演のせか、満席ではなく、聴衆の反応とも、興味本位の印象だった。
 最近ベルリンでも上演されており、この話が、どんな風に演出されているのか、次回のために、要調査だ。

Musikalische Leitung:Markus Stenz
Herzog Antoniotto Adorno:Tomasz Konieczny
Graf Andrea Vitellozzo Tamare:Christopher Maltman
Lodovico Nardi:Alastair Miles
Carlotta Nardi:Catherine Naglestad
Alviano Salvago:John Daszak
Guidobaldo Usodimare:Manuel Günther
Menaldo Negroni:Kevin Conners
Michelotto Cibo:Sean Michael Plumb
Gonsalvo Fieschi:Andrea Borghini
Julian Pinelli:Peter Lobert
Paolo Calv:iAndreas Wolf
Capitano di giustizia:Tomasz Konieczny
Ginevra Scotti:Paula Iancic
Martuccia:Heike Grötzinger
Pietro:Dean Power
Ein Jüngling:Galeano Salas
Dessen Freund:Milan Siljanov
Ein Mädchen:Selene Zanetti

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