ドレスデン国立歌劇場−神々の黄昏 [オペラ(海外)]
ついに、黄昏の日。どうも、オケの集中力が希薄な感じがする。オケの集結力のようなものが足りない感じだろうか。土曜日だからなんてことは、無いだろうが、ホルンのソロが気になった。勿論音量全開のジークフリートの葬送など、その迫力はこの世のものとは思えない、巨大な音の殿堂だった。ラインへの旅からもう、抵抗できない、ヴァーグナーの音楽そのものに酔ってしまった。 地の底から湧き上がるような、地面を揺するような、ものすごい地鳴りの中、壊れる寸前まで、ここまでの迫力ある黄昏は私の中で空前絶後となりそうだ。
シャーガーは本当に何処からあのように強靭な声が生まれてくるのか、鋼のようなという例えが、彼には合う気がする。歌と音楽が刺激し合う、ただならぬ瞬間が、続いた。
シャーガーは本当に何処からあのように強靭な声が生まれてくるのか、鋼のようなという例えが、彼には合う気がする。歌と音楽が刺激し合う、ただならぬ瞬間が、続いた。
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