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新国立劇場-ワルキューレ(ゲネプロ) [オペラ(国内)]

 友人からチケットをいただき、楽しませてもらった。3階正面2列目、舞台は良く見えた。パルケは見える範囲は人を入れておらず、そのため拍手は疎らだった。
 歌手は皆素晴らしい。ブリュンヒルデのテオリンは、優しい感じで、ベルリンやドレスデンで聴いた時と違って、静かだった。ヴォータンも軽い感じ、ジークムントとジークリンデも違和感が無い。いずれにせよ、本気は取ってあると思うので、期待が膨らむ。
 強いて言えば、オケの音量が大き過ぎる。歌手を邪魔しているわけではないが、全体としてダイナミックレンジが狭く、金管が余分にうるさい。バストランペットは今いちで、本番までに改善を求む。
 弦楽器は問題無く、特にチェロはソロ、テュッティとも素晴らしかった。
 平日の昼間なのに、結構知り合いを見かけ、演出については古めかしいという声もあった。音楽を邪魔すること無く、余計なことをしないので、オリジナルのイメージに近い感じがして初めて見る人にはとても良いと思う。歌手も歌い易そうに感じられた。

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