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コンツェルトハウス・ベルリン シモーネ・ヤング・シューマン [コンサート]

 コンサート前の解説で、Vito Zurajというスロヴェニアの作曲家のインタヴューがあった。今日のホルンコンツェルトは、鵜の目鷹の目のような意味合いの副題がついている。作曲家になるには音に敏感で、音で表現可能なイメージの追究しているのだろう。ホルンの音色、奏法も多岐にわたり、ミュートも色々、打楽器のバチ置きに楽器をのせたまま演奏することもあった。客席一列目のご婦人方は、ずっとずっと苦笑いしていた。3階席では、程よい音量と、打楽器が見える楽しみで、美しい音の探求を体感できた。
 最近ハンブルクへ行っていないので、ヤングは久しぶり。体格がスッキリし、エネルギー一杯に弾む指揮は綺麗だ。シューマン4番の指揮は暗譜で、凄いパワーだった。
 チェロのトップは、これが自分の シューマンだという全身の主張で、物凄い刻みが聞こえてくる。ヤングからの感謝の握手に見えたが、がっちり手を握られた。こんな演奏を目指せるなら、自分らのアマオケでも挑戦してみたいと思った。オケのテクニック云々ではなく、ストレートな情熱が前面に出る演奏も気持ちが良い。
 改装後のコンツェルトハウスは、赤絨毯を上がったパルケット入り口でもチェックインできるようになっていた。階段テラスでは飲み物販売にも余念がない。(G)
KONZERTHAUSORCHESTER BERLIN
SIMONE YOUNG Dirigent
SAAR BERGER Horn
Alexander Zemlinsky
Sinfonietta op. 23
Vito Zuraj
„Hawk-eye“ - Konzert für Horn und Orchester
Robert Schumann
Sinfonie Nr. 4 d-Moll op. 120
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