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新国立劇場ー三文オペラ [演劇]

 きちんと作品を読んでおらず、日本語で見るのは初めてだった。演出は原作に忠実に、楽器の編成もオリジナル通りで、持ち替えなしの9人の構成だったそうだ。
 ベルリナーアンサンブルと比較することも無いが、メッキーメッサーのカリスマ的な美しさを日本でも見られるのかと期待したが、当然それぞれ舞台は異なり、歌がもう少し上手だったらもっと良かったかなとも思うが、ミュージカルでもオペラでもない、ちょうど良い雰囲気とも言える。日本語で懸命に、登場人物のキャラクターや、複雑な台詞を表現する役者さんたちは、さすがだと思った。
 時代が流れても、社会に挑戦的なドイツの現代演劇の伝統はずっと受け継がれており、ブレヒトはいいなあと思う。新国立劇場で以前取り上げた、ベルリナーアンサンブルの公演映像がロビーで流れており、懐かしかった。また日本語版で上演してもらえたら嬉しい。
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