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写楽展 東京国立博物館 [美術・博物館]

 謎の多い絵師写楽は1794年5月から翌年まで10ヶ月で140点あまりの作品世に送り出し、その後ぷっつり姿を消したといわれている。ほぼ全作品を世界中から集めて比較展示してあるのはとっても興味深い。私はこれまで、漠然と単品でししか見る機会がなったが、大首絵を数多く見れば見るほど、モデルとなった歌舞伎役者の特長や写楽が捕らえた歌舞伎の場面や型が生き生きと感じられる。確かにそれ以前の役者絵とは、リアル感が違うと思う。
 木版画は世界中に拡散し、保存状態も様々だ。黄ばんで、色褪せているのが、浮世絵とつい思ってしまうが、オリジナルはてても鮮やかな色彩を施されていたことがわかる。
 第二期の全身のブロマイドも、動きがあって、とても魅力的だ。蔦屋重三郎というプロデューサーあっての写楽なので、その作風の変化も見逃せない。(G)
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大噴水改修中
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正午頃の動物園入口、意外と空いている
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