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ミュンヘン国際音楽コンクール ホルン部門ファイナル ( ARD Musikwettbewerb ) [ドイツ]

 プログラムの裏に奏者の経歴紹介が書いてあったのだが、うかつにも紙をどこかに落としてきてしまった。
 本選に残った4名のうち、二人ずつ①Reinhold Gliere と②R.strauss 2番のコンチェルトを選んだ。
 最初はドイツ人の女性で①、緊張していたのか、音が小さく、素人が聴いても、ちょっと危うい感じがした。次のドイツ人男性は几帳面に②を演奏した。細かい音まで良く聞こえたが、オケの上に突出するほどの音量ではなかった。3人目ハンガリーの男性が演奏した①はとっても綺麗だった。ホルンらしいバリッと張った音がして、堂々たるソリストの音量だった。最後はチェコの男性、こちらは柔らかい音色で余裕を感じさせる②だった。同じ曲なのに二人目の人の方が曲が難しそうに聞こえた。
 
ネット上に結果が出た。http://www.br-online.de/br-klassik/ard-musikwettbewerb/teilnehmer-horn-2010-ID1277991680245.xml
 チェコの人が優勝した。経歴はよく読んでいなかったので、検索してみたら、どうやらベルリンのコンツェルトハウスの主席のようだった。②を余裕で吹くような人は既に地位を得ているのだ。更に上を求めて応募したのだろうか。さすがARDのコンクールは日本の学生向けのものと違い、本選まで残る人はもう世に出て活躍している人ばかりのようだ。(G)
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