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新宿文化センター開館30周年記念-千人の交響曲 [コンサート]

 冷たい雨の降る中満員札止めの大入りで、売切でも当日券を求める人が20名くらい並んでいたが、立ち見でということで入場できたようだ。
 新宿文化センター開館30周年の記念演奏会なのに、ホールの音響にケチをつけるのも何だが、やはりマーラーの曲には合っていない箱だった。残響の無いデッドな響きだが、その割に各楽器が分離して聞こえないし、オルガンやチェロバスなど低音も薄く、2階通路のすぐ後ろという場所でも、何かはるか遠くで鳴っているようだ。
 弦楽器は大健闘していたと思うが、金管はいま一つ迫力不足。合唱は入場するのに10分も掛かる大人数のわりに、こじんまりとしてしまった。2部の前半、静かな部分はアマチュアには少しむずかしい。
 独唱はテノールの福井さんが素晴らしかった。「栄光の聖母」安井さんは、2階通路中央、座っていた席のすぐ目の前で歌われた。金管バンダがその通路両脇で演奏し、本体オケとずれずれになる中、安井さんは出番は僅かだが完璧だった。先日、新国ジークフリートで、「森の小鳥」を歌われた方ですね。(B)
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