ニューヨークの生活を覗く [アメリカ]
この子たちの両親(?)がニューヨークへ転勤しなかったら、きっと自分は生涯アメリカへ来ることはなかっただろう。NYは怖いところというイメージがあったが、マンハッタンは安全で、優雅で、健康的な生活が送れるということがよく分かった。友人も日本にいたときより、生き生きしているように見える。
NYはTokyoに似ているなという印象をまず持ったが、当然ながらTokyoがNYを真似ているわけだ。でもNYの方が何事もずっと豊かな感じがする。
大量消費の生活と、文化的な充実は勿論だが、Tokyoには無い自然が素晴らしい。広大なセントラルパークがNY市民の精神的豊かさと関係ありそうなことはすぐに分かる。
食生活は想像していたより、はるか上質のものだった。案内してもらった高級スーパーに陳列されている新鮮な野菜や自然食品、肉や魚の陳列の仕方はヨーローパより美しく、価格もかなり安い。スーパーの整然とした美しさは食欲をそそり、日本の高級スーパーもまだまだ見習う点が多い。お惣菜コーナーの充実ぶりにも驚いた。店員が常に気を配り、美しく清潔に保っている。買ったものを何でも食べられるイートインのシステムも見事だ。日本では、外食やテークアウトするお惣菜は味が濃いのがあたりまえだと思っていたが、NYでは最低限の味付けしかしておらず、むしろ、日本の昔なつかしい味がするものもあった。健康志向のレヴェルは日本のはるか上を行っており、これは大変だと思った。(G)
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