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ベルリンフィル-死と変容 [コンサート]

 ダニエル・ハーディング指揮の初日を聴いた。
 何というか、まず客層の質に疑問を感じる。オケ裏席にヨーロッパ人の若者のかなり大きなグループがおり、おとなしくしているのだが、一曲目、バルトークの弦楽ディヴェルティメント一楽章が終わったところでいきなり拍手をした。クラッシックのコンサートに慣れていないのだ。後半の「死と変容」も、まだ指揮棒が下りないうちに拍手をして、会場がどよめき、ハーディングもうろたえた。
 ベルリンフィルも初心者用に、コンサートの聴き方・心得をプログラムに挟み込まねばならない時が来るのかもしれない。
 フィルハーモニーの建物がやわだということはよく言われているが、この日、死と変容の最後の方で寸前のティンパニーの強い音に共鳴したのか、静寂に移ったばかりのところで、ティンパニーの真上の電球が割れて例の若者たちの足下に落ちてきた。大きな音はしたが、音楽は止まらなかった。
 チェロに3人女性がいたようだった。この日のコンマスは樫本さんではなく、若いヨーロッパ人だった。
 ブリテンのVnコンチェルトを弾いたソリストのJanine Jansenはすごい。見た目も美人で背が高くスタイル抜群だ。オケが散ってからもカーテンコールに呼び戻された。(G)

Daniel Harding Conductor
Janine Jansen Violin

Béla Bartók:Divertimento for string orchestra
Benjamin Britten:Violin Concerto
Richard Strauss:Death and Transfiguration
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ユニバーサル

迷い込んだら貴方のブログに。今からは昔の話になりますけど、僕もこの演奏会聴きにいきました。ヤンセンはヨーロッパ人代表としてここ数年油がのっているが、実際には、彼女側の資産家である両親からその日のコンサート契約が買収され、ハーディングを彼女が指定した。ハーディングや音楽事務所は彼女の言いなりであると、ベルリンフィルの楽団内部の友人が言ってました。表面は良いと誉めたたえていても、本心は全く音楽的にも支持をしていない人が楽団に多いそうですよ。なぜかというと、音楽的に深い追求が無い、大げさで無駄の体の動き、ポジションシフト時のひどい音程の悪さ、弓が吸い付いていないままで押し付けている、音が非常に小さく聞き取れない、音やリズムのミスが多く平気で弾いているとかです。僕も聞いていて物足りない、女性だからあの程度の演奏、あとはお金をかけたドレスで補えばいいのかなーと感想でした。樫本さん、いつかはコンマスとして一緒にやることがあるでしょうから、彼のような実力派で、厳しい威修行を積んできた元コンクール優勝者としては、ああいう演奏家には複雑な気持ちを持つでしょう。近くで見ると後ろにいたオケ女性奏者の3倍は二の腕が太く、あごが3重あごで、お腹はドレスから飛び出て、背中の脂肪がドレスからはみ出ていて、巨漢でしたよー。楽団員もすげー太いーって感じで苦笑してましたね。白人が太ると凄いこんなに太れるんだって思いました。30代であそこまで太るとは、40代50代になったらどうなるんだろうか。
by ユニバーサル (2011-07-10 21:17) 

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