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金曜晩の小コンサート [コンサート]

 金曜の夜は近所の人を招いて、五人の生徒が演奏した。色々な国から来ていますということで、どのセミナーでも一度コンサートを開いているらしい。皆ドイツ語で自己紹介してから演奏した。
 曲目は、フレスコバルディのトッカータ、バッハ6番プレリュード、ボッケリーニのソナタ、ドボコン二楽章、ロストロポーヴッチの作品、シュニトケの作品、正味1時間の演奏会だった。演奏家は本番が命、皆本番が大好きのようだ。
 今日で、3回目のレッスンが終わった。3回目の特徴として、ベートーヴェン、ブラームスなどソナタを選んだ人が多く、もっとピアノのハーモニーに合わせるように、よく聞くようにと注意されていた。皆いつもピアニストとともに練習できるわけではないのだ。
 ポーランド女性のピアニストは、とても明るい人で、かなり調子が出てきて、すごく情熱的な演奏をする。先生はピアニストのパッションを受け継ぐようにと指導し、ピアニストにはさらにチェロを誘導するようにお願いし、ユーモアにあふれた例えを駆使して、頻繁に笑いが起こる楽しいレッスンが展開する。
 無表情にブラームスの2番を弾いた韓国の女生徒には、ピアノの方を向かせ、映画を見ているのではなく、自分で絵を描くのだと、美しいアルプスのイメージなどをこと細かに説明していた。
 ベートーヴェンはチェロとピアノのためのソナタと銘打っているが、実際はチェロが主役とつい思ってしまい、どんな掛け合いなのか、細かく教えてもらって、初めて気付くこともあり、皆あっという間に上手になった。(G)
コンサート11.JPG
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