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新国立劇場-トゥーランドット② [オペラ(国内)]

 Henning Brockhaus の演出を見るため、楽日にD券で行って来た。ローマと同じ舞台だという話は、何処にも説明されていない。共同制作なら明記されるだろうから、丸ごと借りてきているということで、チケット代金が高い理由も想像できる。
 トゥーランドットの音楽に負けじと仰々しい舞台には、この頃すっかり驚かなくなったが、今回の演出は期待以上に場面の音楽としっくり合っていて気に入った。プロローグとエピローグを設定したことで、劇がリアルに感じられ、ドタバタを最小限に留めている。そのせいか、これまでほとんど気づかなかった、効果音楽のような部分が浮き立ったような感じだ。クライマックスの「リューの死」以降をエピローグと割り切って考えるのは説得力があると思った。続きと思うから、未完の遺作のような錯覚が起きるのかもしれない。話の筋より人間中心の演出に魅力を感じる。(G)
オペ1.JPG
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オペ2.JPG
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