オットーワーグナー-Kirche am Steinhof [その他]
土曜12時にアンカーのからくり時計を見てから、フロイトミュージアムに行き、その後14時学校前集合で、オットーワーグナー作のユーゲントシュティールのKirche am Steinhof へのツアーに参加した。本当はWachauへバス遠足の企画だったが、天候が怪しい為、延期され、午後の散歩に変更になった。
↓フロイトミュージアム
オットーワーグナーが設計した教会は、ウィーンの西側、U4HuetteldorfとU3Ottakringの間あたりに位置する
広大な精神病院の敷地の中にある。全体が丘陵地で今の季節緑がとても美しいとことろだ。見取り図下のピンク色部分は全て病棟、窓には鉄格子がはまっている。上部の緑色の部分は広大な庭で、りんごやさくらんぼの木が果樹園のように植わっており、その先はまるでサウンドオブミュージックに出てくるような丘の風景が広がっている。
環境は素晴らしいが、どれくらい入院患者がいるのか、一般人にも散歩している患者さんにも出会い、救急車も来ており、鉄格子の窓を見ると、たまらない気分になる。
見学の後さらに、1時間半くらい森の中を散歩し、30mの塔にも上り、よい運動になった。
今日このツアーに参加したメンバーは、私以外全員シアトルからきた大学生で当然会話は英語だった。
引率者は校長のヘルベルトと先生のエリザベート。二人とも50歳台だと思う。この女性とは初対面で、初め生徒かと勘違いしてしまった。最初のうちは先生と生徒のように話していたが、そのうちに、彼といっしょに住んでいると言い始め、ヘルベルトに空き巣のことやブラチスラヴァのことをあれこれ尋ねられ、話が盛り上がってくるうちに、すっかり打ち解けて、10年前に二人で日本へも来たことがあると話し始め、何時の間にか、彼女は完璧にウィーン言葉になっていた。彼女もとても明るい人だ。
エリザベートに尋ねたところ、シアトルの学生は3ヶ月のプログラムで来ており、IKIでは2ヶ月授業があり、他に芸術文化の講義も、IKIが担当している。でも、ドイツ語のレヴェルがばらばらなので、講義は英語でするそうだ。妙な話だ。長い時間練ったヘルベルトの企画が実現したものだが、いまだ満足せず、いろいろ工夫していると聞き、そうか、ヘルベルトは親切な事務の人ではなく校長だったのだと気付いた。学生達は最後の1ヶ月は旅行したり、さらにドイツ語を勉強したりと自由に過ごす。皆、大学の学生寮に住んでいる。(G)
広大な敷地に病棟
鉄格子が見える
敷地内果樹園
↓フロイトミュージアム
オットーワーグナーが設計した教会は、ウィーンの西側、U4HuetteldorfとU3Ottakringの間あたりに位置する
広大な精神病院の敷地の中にある。全体が丘陵地で今の季節緑がとても美しいとことろだ。見取り図下のピンク色部分は全て病棟、窓には鉄格子がはまっている。上部の緑色の部分は広大な庭で、りんごやさくらんぼの木が果樹園のように植わっており、その先はまるでサウンドオブミュージックに出てくるような丘の風景が広がっている。
環境は素晴らしいが、どれくらい入院患者がいるのか、一般人にも散歩している患者さんにも出会い、救急車も来ており、鉄格子の窓を見ると、たまらない気分になる。
見学の後さらに、1時間半くらい森の中を散歩し、30mの塔にも上り、よい運動になった。
今日このツアーに参加したメンバーは、私以外全員シアトルからきた大学生で当然会話は英語だった。
引率者は校長のヘルベルトと先生のエリザベート。二人とも50歳台だと思う。この女性とは初対面で、初め生徒かと勘違いしてしまった。最初のうちは先生と生徒のように話していたが、そのうちに、彼といっしょに住んでいると言い始め、ヘルベルトに空き巣のことやブラチスラヴァのことをあれこれ尋ねられ、話が盛り上がってくるうちに、すっかり打ち解けて、10年前に二人で日本へも来たことがあると話し始め、何時の間にか、彼女は完璧にウィーン言葉になっていた。彼女もとても明るい人だ。
エリザベートに尋ねたところ、シアトルの学生は3ヶ月のプログラムで来ており、IKIでは2ヶ月授業があり、他に芸術文化の講義も、IKIが担当している。でも、ドイツ語のレヴェルがばらばらなので、講義は英語でするそうだ。妙な話だ。長い時間練ったヘルベルトの企画が実現したものだが、いまだ満足せず、いろいろ工夫していると聞き、そうか、ヘルベルトは親切な事務の人ではなく校長だったのだと気付いた。学生達は最後の1ヶ月は旅行したり、さらにドイツ語を勉強したりと自由に過ごす。皆、大学の学生寮に住んでいる。(G)
広大な敷地に病棟
鉄格子が見える
敷地内果樹園
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