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ウィーン国立歌劇場-バラの騎士 [オペラ(海外)]

 今日はバラの騎士を見たが、実は今週ウィーンフィル定期の真っ只中。ムーティー指揮で土曜から火曜まで4回演奏会をやっている。4日目だけは普通にムジークフェラインでチケットが買えるので、定期会員でない人にとっては、チャンスだ。バラ騎士は通常のレパートリー公演なので、きっとだれが居なくても問題ないのだろう。
 このOtto Schenkの演出は1968年から続いており、プレミエはバースタインが振った。カルロス・クライバーのDVDはこれだっただろうか。・・・・・・????うちにもあったような・・・
 とても綺麗なウィーンらしい舞台で、昨今の演出のように、何が起こるかと緊張する必要が無く、リラックスして臨める。それも、ある意味当たりまえなのだ。いつも何か新しくしなければならないことは無い。歌舞伎のように誰もが知っている舞台として、伝統芸能の位置付けで残る舞台があってもいいと思った。
 お年よりの女性で、杖をついて来ている人が目に付いた。きっと40年間見ているのだろう。例のフランス人のプロフェッサーは今日も同じ位置に立っていた。
 隣にいた、きりっとした白髪の女性は奥さんだろうか、二幕後の休憩に二人で話していたが、三幕には姿が消えていた。歳をとっても体力の続く限り、夫婦で立ち見に挑むなんで、そんなカップルがいたら、すてきだ。
 月曜の新聞にはバラ騎士のことは全く載っていなかった。話題はムーティー。ブルックナーの2番がどうもイタリアっぽいらしくちょっと批判的な感じの記事だった。(G)
今日の立ち位置
バラ騎士の視界DSC03638.jpg
Stadt Parkにライラックが咲きはじめた。札幌の6月始めの気温だろうか。札幌ではこの頃「花冷え」という言葉を使うが、少し気温の下がった今日はちょうどそんな感じだ。
ライラック4・13DSC03636.jpg
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