ベルベデーレでクリムト [オーストリア]
珍しく天気が良いので、ベルベデーレまで徒歩でクリムトを見に行った。ゲーテの冬期授業の最後のテーマがクリムトで、絵の特徴を説明する練習を随分させられた。
現地では小中学生の授業として、美術館の絵の前に腰を下ろし、先生の説明を聞く光景をよく目にする。今日も定番の、カスパー・ダービッド・フリードリッヒの絵の前でそんな一行に出会った。
以前クリムトはけばけばしいという印象だったが、授業後は関心が深まり、今回本物を見られるのを楽しみにしていた。有名な「接吻」は思っていたより大きな絵でとても美しかった。少し離れて見ると、真中の金色の部分が浮き上がり光り輝いて見える。春爛漫の花畑はちょうど今の季節にぴったり。少しくすんだ金色の背景が、遠近感をもたらしているような感じを受けた。
クリムトの絵は画集で見ると、奥行きの無い、平面的な特徴ばかりが目立つが、実物はかなり遠近感があった。ただ、ひまわりだけはやはり平面画のようだった。
金銀を使った絵は近くからだと気づかないが、離れて光の中でみると、驚くばかりの輝きを放つ。やはり、クリムトはすごかった。(G)
現地では小中学生の授業として、美術館の絵の前に腰を下ろし、先生の説明を聞く光景をよく目にする。今日も定番の、カスパー・ダービッド・フリードリッヒの絵の前でそんな一行に出会った。
以前クリムトはけばけばしいという印象だったが、授業後は関心が深まり、今回本物を見られるのを楽しみにしていた。有名な「接吻」は思っていたより大きな絵でとても美しかった。少し離れて見ると、真中の金色の部分が浮き上がり光り輝いて見える。春爛漫の花畑はちょうど今の季節にぴったり。少しくすんだ金色の背景が、遠近感をもたらしているような感じを受けた。
クリムトの絵は画集で見ると、奥行きの無い、平面的な特徴ばかりが目立つが、実物はかなり遠近感があった。ただ、ひまわりだけはやはり平面画のようだった。
金銀を使った絵は近くからだと気づかないが、離れて光の中でみると、驚くばかりの輝きを放つ。やはり、クリムトはすごかった。(G)
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