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パリ脱出-最後までトラブル続出・・ [フランス]

 2月2日パリ最終日、ネットで予約した、家の前まで来てくれる、空港行きtransferbusの予約確認書に、24時間前までにリコンファームをせよと書いてあるので、朝電話をした。すると予約が入っていないという。クレジットカードで代金は支払い済みなのに・・と学校で事情を説明すると先生が電話してくれた。予約時にドイツ語を選択したためか、返信の確認書はドイツ語で来ていた。
 なぜかドイツの会社に電話せよと言われ、その場で学校からは見放された。ドイツ語になると話はよく通じた。後で返事が来ることになっていたが、時間も無いので受信した確認書を返送したところ、予約OKのメールがきた。パリの事務所と話したから大丈夫だと言う。けれど、また、リコンファームせよというのだ。
 夕方5時少し前に、再度パリの事務所に電話をしたら、また予約が入っていないという。今度はドイツ語を話す人と代わってもらい、朝からの顛末を説明した。しかし、自分にはどうしようもなく、朝私が話した女性はもう帰ったという。そして、どうしても確認したいならスイスの本社に電話しろと今度は言われた。
 どうやら、ネットで予約した会社と配車する会社が別らしい。その会社間の連絡がとれていないのだ。
 これはだめだと思い、タクシーに切り替えようと決めた。しかし、タクシー会社も5時で終わるのか、公衆電話では相手が留守電だということを知らせる表示が出る。そしてメッセージを聞きたければ、選択できるらしい。学校で聞いた電話番号がもう営業を終えたと言っているようなので、別な番号をさがさねばならない。この先がえらく大変だった。もうインターネットでは間に合わないので、思い切って近くの小さなホテルに飛び込み、タクシーを呼ぶ番号を教えてもらった。しかし、またその番号も留守電になっている。
 しかたなく、もう一度そのホテルを訪ねると、さっきのおじさんが奥から出てきて、番号が通じないと言うと、予約か?と察してくれた。お金をお払いしますので、予約の電話をしてもらえませんかと、図々しくお願いしてみた。他の人も出てきて、しばし注目を浴びてしまった。
 番号が変わっており、かけ直して、翌朝4時に予約してくれた。親切にしてもらって、本当にありがたかった。お金は受け取ってもらえなかったので、丁寧にお礼を言って、両替で買ったお菓子を置いてきた。パリにも親切な人はいるものだ。もし、今度パリに来るなら、このホテルに泊まろうか。(G)


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