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一週間フランス語入門 [フランス語]

 フランス語を習うチャンスが到来した。確かに大学時代第二外国語として1年間だけお茶を濁して挫折した。音読できず、とても話せるようになると思えなったからだ。
 ところが、この学校の魅力は、完璧に発音ができるようにするということらしい。全ての母音、子音が色分けされており、各音の舌や口の使い方を丁寧に教えてくれ、単語はその色の音の組み合わせになっている。ただし、自分の口の中の状態を認知できないと、進歩は期待できないと最初に言われた。
 方言の集合のようなドイツ語と違い、仏語の第一印象は「話せるものなら、話してご覧なさい!そちらが、きちんと話してさえくれれば、お答返事しますよ。」とプライドが高く、話せるか否かで、人とのコミュニケーションが変化するようだ。先生の話では、常に誰に向かって話しているかが、ものすごく重要だという。指こそ差しはしないが、気持ちは常に相手に迫っているそうだ。自分のことばかり主張するドイツ人に比べ、相手を尊重する意味で、日本語よりさらに、丁寧な部分がありそうだ。
 発音トレーニングの方法は、赤ちゃんが言葉を覚えるときのように、繰り返し聞き、何度も発音することで習得していくやり方だ。発音が色分けされているので、単語までは誰でも正しい発音ができる。しかし、私としては、ここからが、仏語学習の悲劇で、文となるとそうはいかない、発音しない語尾子音と次の母音がつながったりする上、ゆっくりでもテンポを一定によどみなく、一文を言い切ることが要求される。それができて、初めて相手に聞いてもらえるそうだ。
 ドイツ語では、音読は自習できるとみなされているが、実は自習したことがない。だから頭と口の連鎖反応が今ひとつ弱いのだ。頭の中で出来上がっている文章も、実際に人前で声にすると、つっかえてしまう理由はここにある。考えるのではなく、イメージで話す練習をドイツ語でも実践してみようと思う。(G)


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