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ウィーン到着 [オーストリア]

 ずっとPCが不調でアップできなかったが、3月23日からウィーンに来ている。
 フランクフルトからウィーンの乗り継ぎ便が1時間位遅れ、ウィーン空港に着いたのが18:00、バスと地下鉄を乗り継ぎ、もたもたホテルに着いたら19:30近かった。こんなこともあるから、一日前に入っておいて良かった。
 今回マイルを貯めた、初・ビジネスクラスは快適だった。搭乗口カウンターに着くと名前を呼ばれ、行ってみたら、予約した席がパソコンを使えないので変更しましょうか?ということだった。手荷物チェックでパソコンを携帯してる情報が届いたのだろうか?喜んで変更してもらった。でも、座り心地、寝心地がよく、椅子にマッサージまでついていて、PCを開く気にならなかった。ビジネスに乗っている人の方が、がつがつ仕事もしないし、お酒もたいして飲まず、おとなしいように感じた。
 乗り継ぎ便も、非常口真横の席で、安全な席だったのだろうか。ウィーン空港では、手荷物も3番目に出てきて、すごい威力だと思った。もう当分、ビジネスに乗ることはないだろう。

 ホテルANANASは団体ツアー用のホテルで、夜発つのか、ロビーに人があふれていた。若い集団もお年寄りの集団もいて、カウンターには、予約したのに、部屋が無く、近くのホテルを紹介されている個人客もいた。
 私の部屋はツインの一人使用で、なかなか良い。廊下を歩く若者の叫び声が聞こえ、ちょっと怖い。案の定、12時前にいたずら電話があった。私はすでにぐっすり眠っていたのでひどく驚いた。はじめはフロントからの電話かと思ったが、何を言っているのか全くわからず、もう、寝ているからと電話を切った。

3月24日
 一晩寝て、さあ朝食だ。以前泊まった人から失望したという話を聞いていたが、そんなことはない。おいしいパンと新鮮なフルーツがあっただけで、私の要求は十分満たされた。
 夜、コンツェルトハウスでティーレマン指揮のウィーンフィルを聴いた。同時間シュターツオパーでグルベローバの清教徒を上演しており、こちらのコンサートにウィーンフィルを引退したお歴々も乗っていたと、その道の達人が教えてくれた。
 田園・・ウィーンフィルをドイツのオケのように、ぎゅうぎゅういわせて、良いのだろうか?力強くという指示に、キュッヘルとバルトロメイは、わかってるって!とにっこり、孫の要望に応える、お祖父さんのような、暖かな表情を見せていた。ちょうど前日、テレビでウィーンフィルを振るティーレマンのインタビューをやっており、あの右翼的ともいわれる力強さについての質問には、音楽と政治は無関係と、きっぱり答えていた。ウィーンフィル対指揮者の歴史的対立小話は、興味の対象だが、最近はビジネスライクにやるようになっているのだろうか?ティーレマンのことをどう思っているのか、本音を聞いてみたい。
 拍手に応えて、指揮台に上るときの、カッと目を見開いた、仁王立ちのような力強い表情に聴衆は喜び、その度に、拍手喝采が沸き起こった。

 衣装を運ぶ写真は新しいシュターツオパーミュージアム一帯、ミュージアム中身は歴代指揮者の業績説明と、プロダクション写真、書簡などの展示してある。
 カラヤンのことをマーラー以来、ウィーンで大活躍した指揮者と書いてあった。カラヤンの演出なんて、そのころまったく眼中になかったなあ。

番外:
 ベームの先生がワルター?ベームの最後のドンジョヴァンニにアメリカのワルターを招待して(電報)その後、後任にして欲しい?なんて手紙を書いているみたいだが、よくわからない、何せ展示している位置が高くて、小さな日本人には読めない・・事情知ってる?(G)


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