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N響-ショスタコーヴィッチ8番 [コンサート]

 前半、ベートーヴェンVn協奏曲は、レーピンが若くして巨匠の風格、3楽章カデンツァでは超絶技巧も見せた。

 後半、ショスタコーヴィッチ8番は圧倒的、最後まで緊張感を保った演奏で、前半多かった居眠りな人・・も皆無だった。特に弦楽器の精緻なアンサンブルは素晴らしい。難を言えば管楽器との強奏時のブラバン的騒々しさかも。もう少し大人の音色は出せないものだろうか。
 この曲は各楽器のソロが多いが、ここでも長所短所が出た。イングリッシュホルンが長大なソロで、どこで息を継いだかも分からない長いフレーズで聞かせたのに比べ、逆に短いソロでも息絶え絶えのトランペット、鼻歌交じりのお気楽さで最後をぶち壊したチェロトップなど・・
 ・・ともかくも、ベルリンでは頑張って下さい!

 ところで今回のチケット、26日の月曜会社近くのチケットぴあに行ったら、「土日とも売り切れです」とのこと。要は単にチケットぴあ割り当て分が売り切れということなのだろうが、売る気あるの?N響ガイドに電話をしたら、「当日売りがいくらでもありますから来て下さい」・・フザケルナ!
 今宵ベルリンフィルだってネットで購入・決済できて、チケットまで郵送してくれるというのに!(だから「中年主婦の一人旅」もできる訳だが・・)
 N響に限らず、日本の興行団体は遅れているね、やる気あれば、東アジアからいくらでも客呼べるのに!(B)


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