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Ams-Stuttリングチクルス 途中経過 [オペラ(海外)]

 StuttgartからDuisburgへの列車は席が一杯であぶないところでした。月曜の朝だからね。7:51発に乗ったけど、ほとんど予約席だった。次回からは予約しよう。

 Amsの歌手でジークフリート役だけがちょっとどうかなと思いました。歳ではないらしいのですが、見たところも声も年寄りっぽいのです。なぜ、あの人がジークフリートを歌わなければならないのか不思議な気がします。

 Stuttは現代演劇、Amsは娯楽劇という感じでしょうか。Amsのすごいところは、客席と舞台の境がなく(鉄パイプ・金網のステージ)客席から舞台に上がることができそうなほどです。上方のアドヴェンチャー席もおもしろそうで、関西から来た方は空中席を体験したそうです。舞台の奥から、頻繁に歌手が出入りしていました。
 ヴォータンのコスチュームは日本的、四角い帽子で坊さんのかぶりものみたいに、四方に長い耳が垂れ下がっています。 着ているのものも黒い袈裟のようです。音楽ではなく、舞台が重厚長大な印象です。
 舞台下もよく見えて、歌手がしゃがんで演技するときなど、舞台下の床に汗がポタポタたれ、音も聞こえます。
 
 Stuttのラインゴールドの舞台ではがれ落ちた物は何だったのか、DVDを見ればわかるかもしれません。右側手前は鏡でした。奥にも何か掛かっていたのでしょうか。席が右よりなので、見えなかったのですが、気になります。
 日本人客はほとんどいません。一列目はやはり観光客席らしいです。右となりはハンガリー人、その隣はカナダ人でした。二人は英語で話していました。左どなりはドイツ人夫婦で、かなり着飾っていました。一回券の人もたくさん見受けられます。季節が良く、休憩時間は皆外に出るため、劇場内の混雑はありません。外に売店も出ていました。幸い2日とも暖かく、気持ちの良い晩でした。

 気になるチェロのトップですが、いつも回りに注意をはらい、よく、指揮を見ては首をかしげています。何か気に入らないのでしょうか。すごく燃えていて、難所を通り越すたび、隣の人に笑いかけたり、首をかしげたりしています。はじまりのところは、ティンパニがすごかったので、振り返ってニヤリ、ペットの音が気になるのか、ちらちら見ています。
 他のパートに対しても、自分に合わせろと言わんばかりの積極性です。歌より、ついオケを見、聴いてしまいます。
 チクルス上演はこれで最後なのでしょうか。お客さんも熱狂しています。 (G)


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