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コンヴィチュニ-の黄昏 [映像・放送]

 Stuttgartの予習として、黄昏のDVDを飛ばしながら見た。話には聞いていたが、最後はやはり素晴らしい。分かっていても、毅然としたブリュンヒルデに涙が出てきた。彼の演出はドイツで4作品しか見ていないが、どれも登場人物が生き生きと表現され、演技が音楽にぴったりあっていて感動的。特に指輪はMotivが明確なので、音楽と演技の相乗効果に胸を打たれる。ブリュンヒルデが全てを清算して舞台は終了、誰も居なくなった後はト書通りというのも、なるほど自然だ。
 音楽も舞台も、表現されたものを通して、演奏家や演出家の人間味を想像できるところが楽しい。(G)


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