SSブログ

読響《第10代常任指揮者就任披露演奏会》 セバスティアン・ヴァイグレ [コンサート]

 マエストロ ・ヴァイグレが読響の常任指揮者に就任した。 私が体験しているヴァイグレは2011年バイロイトのマイスタージンガーと2013年の東京の春。他にオケの曲だがCDでヴァイグレの演奏をお手本として練習したことがある。
 以前ベルリンシュータツオパーのHr.奏者だったが、バレンボイムに見いだされ指揮者になったという。ヨーロッパの家庭には音楽が溢れており、偶々プロとして選んだ楽器以外の才能が後年発覚し、歌手になったり、指揮者になったりすることもあるのだ。西洋音楽文化の心髄と思うが、血液の中に音楽がながれているようで羨ましい。
 ヴァイグレの音楽に安定感と中庸さを感じるのは、プレーヤーとして手堅く演奏する大切さが身に染みていることと関係ありはしないかと想像してしまう。テンポ感を譲らないところもそうだ。オケ全体がまろやかな音で、ブルックナーも低音の上に乗るのではなく、Hr.パートのハーモニーのように全体が丸い音に聞こえる。
 ヘンツェの7つのボレロは初めて聞いた。心地は好いが、各ボレロの違いが一度ではよくわからない。テンポ感が同じだからだろうか。曲の終わり方が似ているせいだろうか。いずれ他の演奏も聞く機会があるだろうと思う。
ヘンツェ:7つのボレロ
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB.109
74D8DB89-B61B-4E7F-8FEE-07C07F46CDE0.jpeg
0605B634-9F91-44D3-91F3-C74951226D69.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。