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バイエルン国立歌劇場ーペトレンコ指揮ラインの黄金 [オペラ(海外)]

 席は最前列の右から6番目、バイロイトでは全く見えないペトレンコの指揮が良くみえた。舞台は、タンホイザーに似たような、と安易に言ってはいけないのかもしれないが、大勢の人の肉体で、ラインの川の流れを表現し、黄金も人体だった。
 この席だと 音の聞こえ方は、ちょっと拡散してしまう感じがする。当然ながら、左側の音は遠い。力強い音のうねりを出す演奏ではないので、ピットの中で音が溶け合う感じより、ペトレンコらしい、分離した音がはっきり聞き分けられる、クリアな演奏だった。まだ、ラインゴルトなので、ペトレンコが全開モードだったのは、ヴァルハラに上がったところと、最後の部分と2回だけだったように思う。やはり、チクルスで聴きたいものだ。
 会場は満員、休憩が無いので、見かけた日本人は一人だけだった。今夏のリングチクルスはバイロイトと引っ掛けて狙っている人も多いが、大変な競争になりそうだ。
 冬ののミュンヘンへ来たのは何年ぶりかだが、この日は寒くはなく、手袋無しでも大丈夫で、東京の方が寒いくらいだ。
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フラウエン教会はずっと修復中で、外装がシートで覆われていたが、やっと終了したようだ。
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