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バイロイト音楽祭2017ーパルジファル(8/14) [オペラ(海外)]

 一つ前の公演では、Haenchenが病気になり、Janowskiが代わりに指揮し、快速なテンポで、予定時刻より早く終了したという噂が飛び交っていた。この日は復活し、お元気そうだった。昨年より、とても印象が良くなっていて、嬉しい。昨年は、少しがっかりしたが、やはり寸前の指揮者交代で準備期間が足りなかったのかもしれない。今年は間違いなく、マエストロHaenchenのパルジファルがこれなのだと、伝わってくる。席もパルケット後方で、オケの上に上がった音がちょうど降りてくるあたりで、心地良かった。
 Schagerのパルジファルは、強靭で、イメージとしては、ジークフリートのようだった。声も大きく逞しい。疲れを知らない歌に、やはり感動する。演技も上手で、Vogtよりこの舞台には合っている気がした。
 昼は、ヤノフスキのサイン会があった。舞台上で見ると歌手の体格が立派過ぎるため、小柄でひ弱な老人という印象だったが、ご本人を前にすると背も高く、何よりお声が朗々と響くバスで、質問にも考えながらはっきりお答えになり、大分印象が変わった。歌手ではないので、さすがにご自身の舞台写真などはお持ちにならないが、プログラムに気軽に笑顔でサインを頂いた。
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