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MAROワールド Vol.29 by 篠崎“まろ”史紀 [コンサート]

 初めて噂のMAROワールドを聴くことができた。王子ホールの会員にならないと、なかなかチケットが買えない人気コンサートだ。まろさんの企画や、演奏者へのインタヴューが楽しく、銀座でコンサートを聴き、まろさんお勧めのワインを楽しむという、お客様が気軽に楽しめるイヴェント的なコンサートなのだと分かった。
 この日プログラムはモーツァルトのピアノ4重奏2曲だけだったが、途中でK563のディヴェルティメントの一楽章とメヌエットを演奏してくれた。チェロにとっては、K563はモーツァルトでは格別の曲、メインで聴きたかったほどだ。ピアノ4重奏第1番のチェロは地味なのだが、ディベルティメントを弾いた後の岡本さんは、本来の素晴らしい存在感出してくれて、各楽器が独立して活躍する第2番はとても美しかった。
 一つ気になったのは、ピアノ4重奏第1番でもディヴェルティメントでもそうだっがが、始まってしばらくはは皆がハモらず、繰り返したり、再現部に来るとと俄然美しくなる。常設メンバーでなくとも、もう少し早めに皆さんの音が集中してくれるともっと良かった。
 まろワールドでは、終演後に毎回サイン会があるとのこと。お客さんとの距離を縮め、身近な手作り感のあるコンサートが、人気の理由なのだと思う。ピアニストの清水さんは新幹線の時間があり欠席だったが、私も初めて身近に、お三方のサインを頂戴した。

篠崎史紀(ヴァイオリン)
佐々木 亮(ヴィオラ)
岡本侑也(チェロ)
清水和音(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K478
       :ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K 493
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