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ドイツ人を上野・谷中にご案内 [旅行]

 来日中のドイツ人母娘は、友達の友達。Booking.com で宿を押さえたのと、JRのパスを持っているだけで、かなりお気楽な旅だ。移動の乗り物は全く手配しておらず、宿の送迎確認と、バスの予約は受け持ったが、来日前から、何度もメール交換しているうちに、とても心配になり、出発寸前に、私にとっても一人旅は冒険だが、私の連れ合いが、無計画な旅をとても心配していると言ってしまった。案の定、冒険派だった。行った先々の宿で、次の行程の新幹線手配を頼もうとしているので、予約した宿は、英語もあまり通じず、キチッとしたホテルではないから、東京で、できることは準備した方が良いと提案した。
 電話で伊東と山中湖の宿の送迎確認をすると、翌日何する予定か尋ねられたり、宿の方でも、外国人の客に結構不安そうだった。東京での最終日は、午前中皇居を見て、午後谷中へ行きたいとのことなので、午後上野駅で待ち合わせした。
 遅い昼食だったので、上野の御豆腐料理の店に、予約なしで入れた。緑に囲まれ雰囲気はおすすめと思ったのだが、御豆腐はドイツ人にとって味が無いので、若い娘さんたちは、今一つだったかなぁと、食べた後で気づいた。このお店はある程度英語で説明してくれるが、湯葉、おから、こんにゃく、れんこん、ゴボウなど、ドイツでは食べない食材のドイツ語の説明も必要だった。前もって豆腐のお店と説明していなかったので、ついでに、精進料理の話もした。京都でも同じような体験をするだろう。このお店も、自分たちだけでは入れないと、喜んでくれた。着物姿を見たそうで、手ぶらだったが、多分お太鼓結びだと思うが、バッグが入っているのかと聞かれた。ハンカチ、小銭程度は袂にも入るというと、だから袖があんなに大きいのかと、納得していた。上野で浴衣姿の観光客がいたので、宿にもある浴衣と着物の違いを簡単に説明した。どんなことも、ポイントを簡単に説明することは、難しい。
 谷中は、浅草よりお煎餅がお安いと言っていた。美しいお母さんは、下駄に興味があるようだが、近辺に店が少なく、多分京都に良いお店があるだろう。古着の羽織を試着したり、お寺や、古い町並みがお気に召したようで、ひとまず良かった。
 最後、眺めの良いバーを聞かれ、すぐネット検索すべきだったが、気が回らず、ホテルに比較的近い、有楽町と、赤坂を提案した。観光案内は、半日が丁度良い。終日だと、かなりしんどいと思う。また、良い経験をさせてもらった。温泉、富士山、京都と十分楽しんで、無事に帰国してもらいたい。
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