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ベルリンドイチェオパー-ニュルンベルクのマイスタージンガー [オペラ(海外)]

 マチネのベルリンフィル、夕方16時からのマイスタージンガーと最高の1日だった。Goetz Friedrichの有名な舞台を見ておけて良かった。1993年5月1日プレミエ、今日は39回目の公演とのこと、まだまだ続くだろう。
 当時は相当な批判を浴びたそうだが、そういう時代の変遷をくぐりぬけ生き延びてきた、安心して見られる舞台だと思う。
 プレミエ当時のFriedlichの解説をそのままプログラムに載せているのだと思うが、ハンス・ザックスの人物像を描くというより、騎士やマイスターのプライドを打ち崩すような意図の演出だったようだ。
 1幕初め、Waltherの氏素性を確認する場面や、2幕の乱闘でマイスターたちが、のきなみ怪我をし、包帯を巻いて3幕に登場するなど、今見れば微笑ましい。
 私にとっては、好きな作品を殿堂入りした演出で、安心して見ることができて、とても満足だ。旬のテノールWalther役のVolgtは見た目も美しく、今回も素晴らしかった。機会があれば、舞台全部見渡せる席で、もう一度、観てみたい。(G)
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