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フィルハーモニー小ホールー室内楽 [コンサート]

 19日フィルハーモニー小ホールのベルリンフィルピアノカルテットを聴いた。1stがコンサートマスターのRainer Sonne.席は右サイドの上の方で遠かったが、耳が慣れてくると、ピアノと弦がよく調和して響きすぎるくらいだった。ピアノがまたすごく上手で、なんと完璧なのだろう、こんなに響くのに、音が全く濁らない。正面の席を買うべきだった・・・
 21日ベルリンフィル第一コンサートマスターDaniel Stabrawaが1st Vn、全員ベルリンフィルメンバーのベートヴェン弦楽四重奏を聴いた。今回はチケットの値段が一律なので、正面の席。
 2曲目は、Volgerカルテット。コンツェルトハウスの委嘱作品の初演、ガラスを爪でひっかくような2Vnの音で始まり、美しいと感じる音は私には3つほどしかなかった。お客さんもただ我慢しているだけ。ため息や咳ばらいもはばからない。終わりそうでまた始まる度に、ささやき声が聞こえる。それでも終わりに近づいてきた感じはわかる最後には、咳と笑い声が混ざったような音がたってきた。私はたまたま作曲家と同じ列だったが、立ち上がって舞台へかけ上がると、ブーがでた。
 初演はできても再演は難しいだろうと思う。サインをもらっている男性がいたが、私のような凡人には良さのわからない音だった。
 後半のメンデルスゾーンの八重奏はテンポよくとっても軽やかで見事なテクニックだった。細かい音符が多いのに、さすがによく合っていた。二つのカルテットとも1Vnの音色がやけに軽く感じたが、月曜のピアノカルテットのVnは近くで聴くとどんな音だったのだろう。
 終楽章のIstの軽やかなメロディが耳にのこり、口ずさみながら帰った。(G)
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